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乞食でも出来るインターネットビジネス その2

インターネット上でどうやって信用してもらうか?

 ビジネスに限らず、インターネットのホームページで人気を得るための最大の難関は「信用してもらうこと」じゃろう。お主は有名な新聞で活字で書かれたことなら結構信用するじゃろう。しかしインターネットの情報をそのまま信用するのは危ないと思わんか?大手上場企業のホームページならともかく、名前も聞いたことのない企業や商店の商品紹介や個人の集めた情報を見てもなかなか信用する気にはなれんじゃろう。

 これはもっともなことじゃ。何しろ顔が見えんというのは大きなハンデじゃ。それは普通の通信販売も同じことじゃが、インターネットはそれに輪をかけて「誰でも商売を始められる=いいかげんな商売も多い」というイメージを与えてしまう。いくら電話番号や住所が書いてあったとしても、「入金してからトンズラされたらかなわん」という思いがよぎるのも当然じゃ。

 さて、お主はこんな厳しいインターネットで商売を始めようとしておるのか?物好きじゃのう。どうすれば信用されるのか?それはお主がどんなページなら信用して見ているかをよーく考えてみることじゃ。わしならこんな所をみておるのう。

・更新頻度

 ホームページを何回も更新していくのは結構ホネの折れる作業じゃ。もし、インターネットでいいかげんに商売しようとしたり、騙そうとしたりするヤカラは、そんなことに労力をつぎ込むことはない。適当に商品を紹介するページを作ってずっとそのままにしてあるぞ。毎日のように更新しておるページ、これは問い合わせや注文の返事も例外なく早い。お主は注文確認の返事を3日待てるかのう?わしなら不安で仕方がないぞ。

・その人しか書けないことを書いているか

 「オリジナリティ」は大切な要素じゃ。その人の個性が表れたページほど信用できる。ホームページ制作者(ウェブマスター)がいままで経験したことを自分の話し言葉で書くということが、大げさにいえば「その人が確かにこの世に存在する」という確証になってくるのじゃ。

 例えば、超有名の人気懸賞ページ「とくとくページ」を見てみよう。これはインターネット上の懸賞の情報を集めたものじゃが、ただ情報を集めるだけでなく、実際に作者がその情報をもとにページを見て(または応募して)、自分なりの感想を述べながら掲載しておる。また、自分の当たった旅行体験記や、読者に書いてもらった懸賞当選のノウハウを掲載したり、極めて人間的な血の通ったページ作りじゃ。個人ページでも(いや、個人ページだからやりやすいと言うべきかのう)このようなやり方で絶大なる支持を得ることができる。今では広告を取れるくらいのビジネスにも発展しているようじゃのう。

結局本業に戻ってくる

 インターネットのコンサルティングをしていると、本業とは別の事業をインターネットで実験的にやってみたい、という相談がいくつかある。しかし相談をしているうちに「やっぱり私の商売は本業なんだ」と気づいて、その本業をインターネットにも出して売れ出すことが多い。

 実は最近、今人気の備長炭をインターネットで売ってみたい、という相談を受けたのじゃ。しかしよくよく聞いてみるとその人は本当は寝具屋さんじゃった。なんで寝具屋さんが備長炭を?と聞くと、たまたま安く仕入れるルートが出来たので、少しでも収入の足しになれば、ということじゃった。

 わしは「それは絶対に売れん!」と言い切ったぞ。つまり餅は餅屋ということじゃ。人気商品の備長炭はすでにたくさんのホームページが作られておった。中でも昔から炭を作ったてきたお店は、備長炭のことならすべて分かりそうな見事なホームページをすでに公開しておる。そんな中で門外漢が乏しい知識で作るページが売れるわけがないのじゃ。これは先ほど申した「その人しか書けないこと」がないからじゃ。

 そこで、わしは本業の枕について聞いてみた。わしは枕が合っていないせいか、朝起きたときに首と肩が非常に凝るのじゃ。わしの写真を見せたところ、こんな返事が返ってきたぞ。

 「頸椎弧は浅く、高い枕ではいけません。よく販売しているものやセットものでは肩こりや首の痛みを誘発させてしまうでしょう。」「頭をお使いになるお仕事をされていて、せめておやすみの時はオーバーヒートした脳を冷やして休める必要があります。睡眠の自然体には天然素材を旨としていますのでソバ枕をお薦めいたします。」

 うーん、これこそプロの回答じゃ。わしは思わずどの枕がよいか相談して注文してしまったぞ。寝てみるとあまりのぴったり感に顔がニヤけてくる。立ったままの姿勢と同じなのじゃ。もちろん肩こりが楽になったのは言うまでもない。

 わしはあくまでこの本業の知識を強く押し出すページ作りを薦め、インターネットならではのホームページのPR方法を教えた。かなり前から開設していたページは毎日15人から20人くらいは訪問者があったようじゃが、PRをしてからすぐに1日100人くらいに増えた。今日はPRしてから最初の注文が来たと喜びのメールを受け取ったところじゃ。よかったよかった。

 わしはインターネットの使い方をお手伝いしたにすぎん。あくまでその人の経験と知識がお客さんを納得させ、売れるようになってきたのじゃ。インターネットでは商品以上にその人が売れるかどうかが大きい。自分は何をすべきか、何についてならお客さんが買ってくれるか、よ〜く考えて取り組むことじゃ。

 おお、言い忘れたのう。わしの相談した寝具店はここじゃ。肩こりがひどい人はまあ一度相談してみてくれい。

菊屋
http://www.iwatanet.com/kikuya/


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