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浪速商人の心意気!「みや竹」の伝統の洋傘
February,1997
101年の伝統を持つ洋傘屋の「みや竹」さんのホームページ、「kasaya.com」には前から注目しておった。なにしろトップページから「送料振込料消費税なし完全後払いの良心販売」というタイトルじゃ。さらには色やイメージ違いは着払い返品!とこちらが心配になるくらい良心的な商売じゃ。これだけ書くと、「商品代金に最初からのっけてるんじゃないの?」と思われそうじゃが、実際にホームページを見るとそんな疑いは微塵も感じさせん。傘の商いを真剣に、しかも心から楽しんでおられるのが伝わってくるのじゃ。
ご挨拶から大阪弁の心温まる宮武さんのメッセージが書かれてある。こだわりを語るバーチャルばあさんも現れるし、プレゼントの「厳選なる抽選者」に幼い娘さんを登場させ、応募者の名前を書いた紙を拾わせるというなんともほのぼのとした雰囲気も伝わってくる。いいのう、こんな人間くさいホームページは!わしもつい語りかけたくなって、プレゼントに応募してみたり、リンクの依頼をしたり、傘についてのエピソードを送ったりもした。
大晦日にアクセスすると「大晦日も来たよ!」という自動メールボタンがあって、思わずそれを押してしまった。するとメールアドレスだけでわしのことを分かってくれたようで、素早く返事が返ってきた!
大晦日もご来店いただきまして、誠に有り難うございます
来年は勝負かけてます!(^_^)v
と いうわけで、そろそろわらしべ長者様(わしのことをこう呼んでくれるのじゃ)
にも何かご挨拶せんとばちがあたるかもねぇ
来年、kasaya.comロゴ入りの傘つくる予定ですんで
それでも長者さまにお供えいたしましょうか
(ほんまたいしたものではありませぬが、真剣にkasaya.comのブランド化を
ねらってまんねん.....というても誰も信じてくれへんけど)(^o^ゞ
と、いうわけで、まんまと長者さまのペースにはまってしまいました!!!
ああ、これが魔力か、人気サイトたるゆえんか
いましばらく、待っとくんなはれ
これからもkasaya.comよろしゅうに<(_ _)>
嬉しいのう、わしはまだ傘をくれたらどうするとも何とも言っておらんのに!もちろん共同企画したいホームページの最右翼じゃったので、それはメールににじませておったがのう。お互いどうすれば一番トクか、相通づるものがあるようじゃ。
インターネットで喜んでもらうためは本店も閉める!
それからしばらくしてまたアクセスすると、なんと101年続いた心斎橋本店を閉店すると書いてあるではないか!まだ店を見ておらんかったわしは急いで心斎橋に行ってみたが、店はすでにもぬけのからで、がらんとした店内では別の業者がバーゲンの靴下などを売っておった。あの時は本当に残念じゃった。宮武さんのごあいさつにはこう書かれておった(ホームページより引用)。
立地条件に頼りきった商売は、もはや終焉を迎えつつあります。 一等地では膨大なるテナント料をお客様へ負荷させねばなりません。つまり消費者の方々は場所代や人件費、諸経費までも価格の一部として払われている形になります。私は最良のサービスを突き詰めたところ、現店舗を離れる決心をしました 。
また実店舗とWEBの切り盛りが、ひとりの人間の管理能力の限界に達していたこともあります。 私はあえてWEB SHOPを選びました。前者は今まさに干上がりつつある大河、後者は無限に広がる大海原であったからです。
生まれ育った街より世界に情報発信する
これこそが、新たなる世紀の商法であると
信じてやみません
ついに宮武さんは自宅を改築して店舗を作り、インターネットでの販売に力を入れる決意をした!彼から次のメールをもらった後に、写真の3本の傘が届いた。
今は民族大移動の真っ最中
流浪の民状態です
もうすぐ安息の地にたどりつきそうです
新天地は実家の近くの天神ノ森
仮店舗はチンチン電車の聖天坂という駅の真前です
のんびりとした雰囲気
京都の嵐電の横の土産物やといった感じでなんとなく気に入ってます
仮店舗というより公開事務所といった感じですな
ここなら落ち着いて更新できます(笑)
3月からはガッツで全開ですじゃ
インターネットの可能性に賭けて飛び出したkasaya.comの宮武さんをわしは心から応援するぞ!
→kasaya.comはこちらじゃ!
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shige1@ari.bekkoame.or.jp Shigeo Morimoto